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語用論概説

言語を扱う学問を「言語学(linguistics)」といいますが、言語の何を扱うかでさらに細かく分かれます。音声学(Phonetics)とか音韻論(Phonology)とか意味論(Semantics)とか、統語論(Syntax)とかその他もろもろ。では語用論(Pragmatics)とは何を扱う学問でしょう?"Yule(1996)には以下のような説明があります。

 統語論(Syntax)
  言語形式の並び方の研究
 意味論(Semantics)
  言語形式と世界の損財物との関係の研究
 語用論(Pragmatics)
  言語形式とそのユーザーの研究

というわけ方でなるほどと分かる人は少しは語用論をかじったことがある人でしょうね(^_^;)。ということでもっと具体的に書く必要がありそうです。

文法的にも辞書的な意味も正しいけど、それだけでは文としての意味が定まらないという場合があります。誰が言って良いわけではなくて、ある特定の人が言えばOKというものもあります。同じ事を伝えるのに複数の表現形式があって、なぜその形式が選ばれたのか。文字通りの意味ではない、たとえば皮肉や誉め殺し(言葉がちょっと古かったかな?)はどう言うメカニズムなのか。辞めると言わないのに辞めると思われている首相もどこかの国にいましたね。他にもいろいろありますけど、SyntaxとSemanticsだけでなく、文脈であるとか、推論とかそう言ったものの力を借りた言語の実際の使用を扱う分野といったらいいのかな。


参考文献

Yule, George. 1996. Pragmatics. Oxford: Oxford University Press.

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